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 ギリシャ・ショック!
 景気が上向きの様相を見せると、何かしら頭を押さえ込む要因が浮上するように感じます。

 ギリシャといえば・・・。教科書で習った古代ギリシャ文明が思い出されます。
 先日民放で放映された「300(スリーハンドレッド)」はスパルタとペルシャ軍の戦争を題材としていましたが、そのペルシア戦争は有名です。そして紀元前500年末ころには地中海世界全体に植民を進めた大国だった事は皆さんご存知でしょう。
 現在のギリシャは、パルテノン神殿など歴史的な遺産の残る観光産業が盛んな小国としてのイメージを持っていました。
確かに現在ギリシャのGDPはEUのわずか2%だそうで、しかしそんな小国の債務危機が、ユーロの売り圧力となり国際金融市場の信用不安となり、東京株式市場や円相場へも影響を与え、しかもそのスピードの速さはちょっと信じられない気さえします。やはり世界経済は、IT革命による情報通信の飛躍的な進歩以後、明らかに密接になっているのでしょう。
 ギリシャでは過去30年間の拡大的な財政政策で巨額の公共投資を行い、それが国の公的部門の肥大化につながってしまったようです。その結果人口の1割が公務員といった異常な状態になり、またその公務員の給与水準は民間の水準をはるかに上回るものだといいます。
 公務員の異常な給与水準や天下り・・・どこかで聞いた話しだ。。。。



 さて、今月もまたISO14001に関連した活動で、「緊急事態テスト」についてご紹介いたします。
 皆さんの会社では、環境に対しての緊急事態とはどのようなことが考えられるでしょうか?

 弊社では、ケガによる事故が不良品の発生や稼動の効率の低下をまねき、その結果として環境負荷・・・エネルギーの無駄遣いが発生するという考えです。
 製造の現場は危険が伴いますから、もちろん安全衛生推進活動の中でも応急処置の知識の習得や訓練を実施しています。

 5月からは新入社員も加わり、もう一度会社全体として安全に関する認識を見直す良い機会にもなったと思います。
 特に入社したての場合は、作業の要領が分からず事故が発生しやすいものです。ですので、必ず初めての作業に着く前には、安全作業の方法について研修します。
 幸い、弊社で大きな事故が発生したことはありませんが、今回はそういった事態も想定して、訓練テストを実施しました。




  

 「あ!誰か倒れてる!」
 近くの作業者が気がつき ⇒
         
  

  「だれかー!○○さんが倒れてる!助けて」
         と大声で助けを呼びます。
     

 すぐに119番します。
 その際、処置の指示を受けます。
    




119番での処置の指示内容を救助している人に伝えます。
・事故現場近くの設備で作業している人に、機械を停止するよう伝えます。
・社内の安全衛生推進者に報告し、安全衛生推進者は救急車の到着の対応及び、負傷者の付き添いをします。


   

 事故の際の責任者が家族へ連絡をします。
 

 救急車へ搬送!(けが人が自ら立ち上がって・・・(笑))




 編集後記

  今回もみんな真剣に取り組んでくれました。
 今後も、大きな事故が発生しないよう、常に安全衛生活動の中で、その可能性を孕んだ要因を潰していければと思います。
 6年前、工場の移転とともに作業着の色を水色からオレンジ色へと変更しました。
 そこには、工場内のくすんだ色に紛れないよう一人ひとりの作業者の動作が分かるように、そしてそれぞれが互いに気遣いできるようにという思いが込められています。

                                                                編集 荻原利一

 みんなのコメント

 今回の緊急事態テストは、2回目ということもあり社員全員が一丸となって真剣に取り組めました。
 事故などの緊急事態時には、慌ててしまって的確な判断や動きが出来る人は少ないと思います。
 もちろんケガや事故などの緊急事態が起こらないことが一番ですが、起こってから考えるのでは、手遅れになる場合もありますので、この緊急事態テストを通していざというときには、真っ先に動けるような意識を社員全員が持つことが一番大事だと思います。


                                               生産管理課 課長  谷山 結城
 
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