有限会社 荻原鉄工所
 















 
     

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今月は総選挙です。未来の日本を占う重要な選挙となりそうです。
現在日本を含むアジア経済の牽引役となっている中国には「日本、欧米を凌ぐ」という明確な方向性があり、
誰もがそれを認識しているというということに経済を支える原動力があるように思われます。
同様に、戦後日本が目指していたものは”貧しさから脱却し豊かな生活を手に入れたい”とか、”欧米に追いつけ追い越せ”
というやはり明確な目標のもとに誰もが情熱を燃やしていたように思われます。
現在はどうでしょうか?各党のマニフェストは確かに良く考えられているかもしれません。
しかし、国の将来の方向性や国民に希望を持たせる理念がそこにあるでしょうか?
大きな視点から国民の意欲の原動力となるような日本の将来性を分かりやすく示してもらいたいと願います。
会社の経営もまた同じだと言えます。
私たちはこれまで”町工場を会社らしい会社”へという目標へ向かってひたすらに進んできました。
しかし、しっかりした会社組織が利益の創出とイコールであるといえるでしょうか?
確かに、会社組織の構築・健全化は取引の信頼という面では非常に重要ですが、必要条件で十分条件ではありません。
特に製造の分野では、驚くほど低価格の東南アジアの生産品に、”MADE IN JAPAN”のシェアは奪われつつあるわけですから。
これからは、会社の強みと弱みをしっかりと分析し、将来の道筋を立てる事が重要だと思っています。
またそうした会社の理念や思いを社員全員で共有することが大切だと思っています。


さて前置きがかなり長くなりましたが、今月は安全衛生の研修の際に改善した項目を紹介します。

職場での事故や怪我は会社にとっても、また何よりも怪我をした本人にとって不利益となります。
職場の安全が守られていること、働きやすい職場環境であることは、会社にとって生産効率や品質を維持すること以前に
考えなければならない事項と認識します。
当社では、安全衛生委員会を毎月実施し、社内の危険箇所等の改善に努めていますが、まだまだ危険な場所はあります。
今回は、コンプレッサー置き場の屋根が低いので頭をぶつける危険があるということと、夏場はコンプレッサーの温度が上昇し
故障の危険が高いということで、屋根を上げる改善をしました。
安全衛生委員会は年間の計画を立て、社員の安全と働きやすい環境を作り上げていきます。

【コンプレッサー置き場】

 

                                                    【安全衛生の年間計画】

おまけ

【製造課の改善】
頻繁に停止する機械のガントリーのガイド作製しました。


仕事をするには、なによりまず体が健康でなければなりません。若い人たちは自分の体力を過信して無茶をしたり、また自分の健康管理ということに無頓着な人が多く、怪我をしたり体調を崩すことが多いようです。いつの時代でもそうかもしれませんが・・・。
とにかく毎日元気に仕事が出来る健康管理意識は持ってほしいと思います。

                                                                編集 荻原利一


今までコンプレッサーの屋根が低いために、夏場はコンプレッサーから出る熱風により周囲の温度が上昇し、最悪は停止してしまうこともありました。屋根を高くしたことによって風通しが良くなりトラブルもなくなりました。
また、このようなトラブルによる作業中断等余分な時間もなくなり作業効率にも貢献できたと思います。
製造課 主任  田島 智 

 

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